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スペシャルインタビュー

第1弾!プロが語る熱中症との向き合い方
奥宮 俊祐さん

okumiya_photo1最近広く知られるようになったトレイルランニングは、山野を走る山岳競技の一種。この競技でトップランナーとして活躍する奥宮俊祐さんは、これまで数々のレースで名勝負を繰り広げてきました。舗装されていない山道を何十キロも走る過酷なレースだけに、熱中症対策は不可欠なもの。怠れば成績に直結するだけではなく、生命の危険にもつながります。奥宮さん自身もトレイルランニングのレースに参加したとき、熱中症の症状におそわれました。
「足が前に進まなくなってきて、やばいなと思ったときはもう遅かった。あっという間に症状が進んで、ひどい寒けと手足のしびれでフラフラに……。その日はやっとゴールまでたどり着いたものの、さんざんな成績に終わりました」(奥宮さん)。


okumiya_photo2熱中症対策の重要性を身をもって知った奥宮さんは、専門家のアドバイスを受けて徹底的に取り組むようになります。まず指導を受けたのは、「水分」「電解質」「エネルギー(糖質)」の3つをとること。さらに、これらの成分をただ補給するだけではなく「とり方」も大切なのだそう。
「夏にトレーニングを行う場合、水分は2ℓくらい準備して走ります。それを喉が渇く前に少しずつ補給するんです。のどが渇いたからといって一度にがぶ飲みすると、体への吸収率が低下して胃にも負担をかけるので避けます」(奥宮さん)。


okumiya_photo3熱中症対策の必需品として、トレーニングの際に奥宮さんがいつも身につけているのが、ランナー用リュック=写真=。体にぴったりフィットして走るときに邪魔にならないうえ、2ℓの水も収納できる優れものです。また、前面のポケットに常備しているのが、糖質を補給するゼリーと奥宮さんイチオシというミドリ安全の塩熱サプリ。
「電解質の補給のために、レースやトレーニングのときはいつも『塩熱サプリ』を持参しています。熱中症対策のために必要な成分がしっかりとれるし、味がおいしくて価格が手ごろな点もうれしいですね。周りの人にもおすすめしているんですよ」(奥宮さん)。


okumiya_photo4こうした対策を実践するようになってから体調がぐんと安定し、レースでも結果が出せるようになったという奥宮さん。2年前の大会(真夏のウルトラマラソン)では、念願の優勝を果たすことができました。
「トレーニングのときだけではなく、ふだんの生活でも暴飲暴食を避けたり、睡眠をしっかりとって疲労をためないことを心がけています。このような基本を守っていれば、熱中症は未然に防げるもの。きちんと予防をして、暑い夏を元気に快適に乗り切ってくださいね」(奥宮さん)。


取材・文/安井まさこ
撮影/石野明子

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